陶器まつりで要チェック!波佐見焼のおしゃれなブランド、窯元10選
2017/04/30
近年、全国的に大人気の波佐見焼。
古くから日常使いの器として広く親しまれていましたが、ここ最近は先進的な取り組みを行う窯元や作家さんや窯元により、おしゃれなブランドやシリーズが生み出されています。
この記事では、私が波佐見の陶器まつりに参加するなか見つけた素敵なブランドや窯元をご紹介します。
ブルーム(白山陶器)
言わずとも知れた白山陶器の人気シリーズのブルーム。
白磁に絵付けされた花のモチーフが北欧風でありながらもどことなく和の雰囲気をまとっていて、洋風にも和風にもマッチする万能なシリーズです。
アイテムのラインナップは豊富でお皿からポット、バターケースまで展開しています。
ただ、何と言っても一番人気はワンプレートメニューにぴったりなプレート大。
インスタグラムなどのSNSでもよくブルームのプレートに盛りつけされたワンプレートメニューが投稿され、人気を集めています。
HASAMI
マルヒロがプロデュースする現代の波佐見焼のブランドであるHASAMI。
波佐見焼人気の火付け役的存在で、その人気は全国に轟いています。
アメリカのファミリーレストランで使われているような無骨でありながらも洗練された機能的なデザインに多くのファンがいます。
写真はHASAMIの代名詞的存在のブロックマグ。
スタッキングできるので収納しやすくてかっこいいのにとっても便利です。
こちらはカラフルなオーブン皿。
まるでおもちゃのようなキッチュなカラーリングが個性的です。
common
西海陶器がプロデュースするブランド「common」
「地域や時代にすら左右されない、どんな空間とも調和する、普遍性をそなえたもの」をコンセプトに、うつわだけでなくカラトリーやクロスなど、テーブルウェア全般を扱っています。
ポップでカラフルな色合いと機能的だけど親しみやすい形は日常使いにぴったり。
カラーリングは6種類ほどあり、単色で揃えても、色を組み合わせてコーディネートしても様になります。
アメリカンな雰囲気なので、洋食向けかと思いきや、意外と和食ともマッチしてくれます。
まさにコンセプト通り!
あたかも昔からあったような親しみがありつつも、新しく今の時代を反映している絶妙なうつわたち。
これからHASAMIのように人気になっていきそうなブランドです。
essence
西海陶器株式会社が運営する陶磁器のオリジナルブランド。
「暮しの中で豊かさを感じられるものづくり」をコンセプトに、さまざまなラインを展開しています。
女性らしい、ふんわり柔らかな白磁とかたちが特徴的で、若い女性に特に人気があります。
「ディップ」という鮮やかな色合いが特徴的なラインのマグカップ。
上下の釉薬の掛け分けが素敵。
こちらは醤油差し。暖かい色合いと形がとってもキュートです。
「食卓テーブルに植物を」というテーマに作られたtable pot。
シンプルなかたちと模様は多肉植物みたいなかたちの特徴的な植物にもマッチします。
The porcelains
The Porcelains(ザ・ポーセリンズ) はクロスステッチデザイナーの大図まことさんと陶磁器デザイナーの 阿部薫太郎さんがコラボレーションしてできたブランドです。
「The Porcelains make a new porcelain!」をコンセプトに、日常を楽しくするようなポップな作品を作られています。
クロスステッチとドット絵を融合させたような模様がユニークなお茶碗。
これでご飯を食べたら毎日の食卓が楽しくなりそう!
こちらもドット絵やクロスステッチの世界から飛び出してきたような招き猫。
可愛くて連れて帰りたい!
インベーダーゲームをモチーフに作られた貯金箱。
たくさん揃えて並べたくなっちゃいますね。
ハサミポーリセン
波佐見焼の西海陶器と、
天然の天草陶石からつくられる磁器の原料に、独自の比率で陶土を混ぜて作られており、独自の土っぽい素朴な質感が他にはない個性となっています。
潔いほどシンプルで装飾のないデザインはスッタキングしやすくとても機能的。
日本国外でも販売され、愛されているそう。
h+
インテリアスタイリスト数名と波佐見の窯元である堀江陶器がコラボレーションして生まれた「エイチ・プラス」。
シンプルな装いながらも、独特な空気感をまとった「ありそうでなかった」器を提案してくれます。
フランスのアンティークにありそうな美しいフォルムのピッチャー。
テーブルに置いておくだけでお茶の時間を楽しくしてくれそうです。
陶房青
窯主の吉村聖吾さんと10数人の職人さんたちが作陶されている陶房です。
白磁に可愛らしい絵付けがされている器が多く、手作業で描かれる繊細な作風が多くの人を魅了しています。
手のひらにスッポリト収まってしまうとっても小さなポットたちにも細かく、丁寧に絵付けされていて、職人さんたちの技術力、センスの高さが感じられます。
馬場商店
マルヒロが展開する和食器のラインである「馬場商店」。
呉須で白磁にざっくりとしたタッチで絵付けしており、ラフな雰囲気で日常使いの器にぴったりです。
不思議とどんなテイストの和食器ともマッチしてくれる懐の深さがさすがマルヒロの作る器といったところ。
すべてのアイテムで模様は3種類あります。
アイテムごとに違う柄を選んでみても面白いですね。
ちなみに私は花柄のボウルと平皿を持っていますが、とってもコーデしやすく重宝しています。
natural69
北欧風の可愛らしいイラストのイラストが大人気のブランド「natural69」
動物や植物などのユニークなイラストが食卓を楽しく演出してくれそうです。
白磁と藍色の伝統的な波佐見焼の色合いであるにもかかわらず、現代的でおしゃれな器たち。
若い女性に特に支持されていて、直営店は若い女性がいっぱいでした。
いかがでしたか?
一言に波佐見焼と言っても、ブランドによりテイストはさまざま。
どの作家さんやブランドも個性いっぱいなので、あなたにぴったりな作家さんやブランドがきっと見つかるはず!
以上、「陶器まつりで要チェック!波佐見焼のおしゃれなブランド、作家さん10選」でした。
波佐見陶器まつりの参加レポ書きました。
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