コースターは珪藻土製がおすすめ◎ soilの珪藻土コースターを使ってみた感想
最近話題の珪藻土コースターを使ってみました!
思った以上に使い勝手が良いため、みなさんにも珪藻土のすごさをお伝えしたいと思います。
珪藻土とは?
珪藻土は植物性プランクトン(藻)の死骸が化石化したものです。
藻の化石というとなんだか大したものではないように感じてしまいますが、意外や意外、とっても優れものな素材で、古代より人間の暮らしに役立てられてきました。
まず特徴としてあげられるのが耐火性の高さ。日に強い素材として七輪やコンロの原料として使用されています。
また吸水性も高く、調湿機能に優れているため、古くから家屋の内外壁などに利用されてきました。
しかも、もともとは植物性プランクトンだったため、食用としても利用できるそう。
日本では食べられる土として熊本城の内壁材に使用されて、籠城や飢饉の備えにしていたり、アイヌ民族は「食べる土」と呼んで、食材の一種として取り入れていたそう!
近年は吸水性の高さから、珪藻土製のバスマットや傘立てなどが開発されたり、栄養食として販売されたりと至る所で大活躍している素材なんです。
珪藻土のコースターのいいところ
ものすごい吸水性!水滴の不快感一切なし
珪藻土製のコースターを使っていてすごいなと思うのが、やっぱり吸水性の高さ!
以前使っていたコースターはリネンのファブリックで出来たものだったのですが、柄が気に入って購入したものの、水滴がついてビシャビシャになってしまって地味に不快でした…。
でも珪藻土のコースターは面白いように水滴を吸い取ってくれるので、結露を気にせず冷た〜い飲み物を飲めます。
吸水性をテストしてみました
あまりに面白いように水を吸い取ってくれるので、みなさんにぜひ見てもらいたく吸水性のテストしてみました。
コースターにたっぷり水をこぼすと…
数秒でスルスルスル〜と水が吸収されていきます!!
10秒もしないうちにこの通り、水がなくなりました。水の跡が残っているものの、触ってみるとサラッサラで全然湿っていません…!!不思議!
1時間後にはこんな感じに跡もなく元どおり。
珪藻土さん、ほんとすごいです。。
コップにくっつかない
水を吸い取ってしまっているから当然なのですが、珪藻土のコースターはコップに全然くっつきません。
以前のリネンは水滴がたくさん出てしまうとコップにくっついてしまって、お客さんにだした時なんかはかっこ悪い感じになってしまって気まずかったので、細かいことですが便利です。
珪藻土コースターの注意点
割れやすいので取り扱いは要注意!
珪藻土は素材自体に「固まる」という性質がないため、固化材を使って珪藻土を固めています。
そうした素材の特性から、珪藻土は落とした時などにひび割れしたり割れたりしやすいので注意が必要。
利用してみた肌感ですが、ガラスと同じくらいの耐久性だと感じます。
高いところから落としたり、流し台に投げ込んだりと、雑に扱わなければ割れてしまうことはないと思います。
水に長い間浸すのもNG!
吸水性が高いので水と相性良さそう〜と思いがちですが、吸水性が高いあまり、水に長時間つけておくと水を吸い過ぎることで脆くなってしまうようです。
なので、洗う際は浸けおきせずさっと水に流すだけにした方が良いです。
珪藻土コースターのお手入れ方法
吸水力がなくなった時
珪藻土が水を吸収するのは、表面に目に見えないほど小さな孔があり、そこから水が内部に浸透していくためです。
そのため、孔に汚れが詰まってしまうと吸水力が落ちてしまいます。
吸水力が落ちてきたと感じた場合は、表面を紙やすりでこすり、軽く水で流して乾燥すれば元どおりに戻ります。
お茶をこぼしてしまった時
お茶をこぼしてしまった…!そんな時は、漂白剤を使います。
漂白剤を染み込ませたキッチンペーパーなどで軽く叩き、軽く水で流してよく乾かせば、跡なく綺麗になります。
おすすめは「soil」の珪藻土コースター
「soil」は珪藻土を長年扱い続けた左官がつくるブランド
珪藻土のコースターは300円均一やフランフランなど、いろんなメーカーが出しいますが、私のオススメは「soil」のコースターです。
「soil」は「イスルギ」という大正時代から続く左官(壁塗り業)の会社が作る珪藻土製品のブランド。
長年左官に携わり、珪藻土を扱い続けた「イスルギ」が、蓄積してきた珪藻土を取り扱う技術力を活かして製品化したとのことで、個人的にとても応援したくなるブランドです。
ミニマルなデザイン&色でおしゃれ
「soil」の良さは、製品の技術力だけではありません。
なんてったって、見た目がおしゃれ!
ミニマルな感じのデザインと色がナチュラルな雰囲気で素敵です。
裏面のロゴが可愛くて一目惚れしました。
色はホワイト、グリーン、ピンク、ブラックがあり、私はグリーンとホワイトの2色をコップに合わせて使い分けています。
使わない時は重ねて収納しているのですが、部屋に出しっぱにしていても可愛い。
あまり結露しないからコースター必要ないけど(笑)、波佐見焼とかの磁器とも相性ぴったりなので、お客さんが来た時は使ったりしています。
「soil」は偽物に要注意!正規品取り扱いショップで買おう
soilは人気ブランドのためか、偽物が出回っているようです。
有名通販サイトで偽物が販売されているとイスルギのウェブサイトで注意喚起されていました。
不当に安く売っていたりと、信頼できないショップからは購入しない方が良いでしょう。
ちなみに私はこちらの通販サイトで購入しました。
ひび割れもなく、きちんとした品質のものが届いたのでオススメできます。
いかがでしたか?
噂には聞いていたものの、実際に使ってみたら珪藻土の吸水性にびっくり。
今回購入したのはコースターでしたが、バスマットも欲しくなってきました。。笑
みなさんも、ぜひ使ってみてください!
以上、「コースターは珪藻土製がおすすめ◎ soilの珪藻土コースターを使ってみた感想」でした。
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