北欧ヴィンテージ、和食器などおしゃれな食器がいっぱい!食器好きの東京蚤の市レポ
2016/12/06
東京で2012年から定期的に開催される東京蚤の市。
ジャンルを問わず、全国のかわいい雑貨屋さんが出店していますが、実は食器の出品がとっても多いのをご存知でしたか?
北欧ヴィンテージから懐かしの和食器、作家物まで幅広いジャンルの食器が勢ぞろいする、食器好きなら一度は行って欲しいイベントなんです!
今回は、食器好きの私目線で、第10回東京蚤の市をレポしたいと思います。
そもそも東京蚤の市って?
アクセサリーから本、家具や花屋までジャンルは問わず、全国の素敵な雑貨屋さんが集まるフリーマーケットです。
「蚤の市」なのでアンティークが多いですが、一部新品の出店もあります。
主催者は雑貨店運営や、著書の執筆・編集、イベントの企画・制作などの事業を展開している「手紙舎」さんです。「カメラ日和」や「マイガーデン」など女子向けのカルチャー誌の編集者集団とのことで、東京蚤の市自体もそれらの雑誌の読者層に好まれそうな雰囲気。
開催時期
年に1〜2回開催されています。5月と10月ごろに開催されることが多いですが、
不定期開催なので公式サイトを定期的にチェックしましょう。
入場料
地味に入場料がかかります。
500円と良心的なお値段。再入場もチケットがあればできます。
アクセス
東京蚤の市は毎回「東京オーヴァル京王閣」で開催されています。
東京オーヴァル京王閣は京王多摩川駅が最寄駅です。
京王多摩川の臨時口を出ると目の前にあるので、迷うことはないと思います。
※年々、出展者、来場者が増えてきているので、いつか会場が変わることもあり得ると思います。
東京都調布市多摩川4-31-1
アラビア、クイストゴーなど北欧ヴィンテージ食器が充実*
ここ数年ですっかり定番となった北欧食器たち。人気の北欧メーカーがよりどりみどりでした!
品揃えナンバーワンはやはりアラビア!
北欧食器のなかでもここ数年、人気沸騰中のフィンランドの食器メーカー、「アラビア」の食器はかなりの出品量。
現行品の「Paratiisi(パラティッシ)」 「Tuokio(トゥオキオ )」はもちろんのこと、デットストック品でも根強い人気の「Heini(ヘイニ)」シリーズや
料理が映える青い羽模様が特徴の「sotka(ソツカ)」、キュートな魚型のボウルの「GOG Fish(フィッシュ)」など、幅広い年代の製品が揃っていました。
北欧ヴィンテージ好きに人気のイェンス・クイストゴーもたくさん
最近、おしゃれインスタグラマーが使っているのをちらほら見かける「イェンス・クイストゴー」。ダンスク鍋のデザイナーであるクイストゴーがデザインしており、北欧らしい暖かみのあるフォルムと色合いが生産が終了した今でも多くの人を魅了しています。
一番人気の「Relef(レリーフ)」や、
さりげないハート柄とマットなグレーの色味が上品な「Cordial(コーディアル)」なんかも出品されていました。
ロールストランドの「モナミ」も発見!
上記の2ブランドほど見かけませんでしたが、ヨーーロッパで2番目に歴史のあるメーカー、ロールストランドの食器も見かけました。
ポップな花柄が人気のモナミ(MONAMIE)もヴィンテージ品を発見。
フィンランド製ガラスのお皿にも出会えました
フィンランドのガラスメーカーのリーヒマンラシ、ヌータヤルヴィのガラス皿もありました。レースみたいに繊細。かわいい…。
お値段はやはり人気ブランドなのでどれもそこそこ高価。ただ、デットストック品で二度と手に入らない可能性もあると考えるとつい財布の紐が緩んでしまいそうです。
北欧以外のヨーロッパのヴィンテージ食器もあります
北欧食器だけでなく、他のヨーロッパメーカーの食器たちももちろんあります。
イギリスメーカーの重厚な食器たち
英国王室御用達で有名なウェッジウッドのレアなデッドストックシリーズ。今のウェッジウッドとは全然イメージが違ってびっくり。
日本国内ではほぼ流通していないメーカー品もありました。
ロシア、フランスの食器も。お国柄が出てて見てて楽しい♩
こちらはフランスのヴィンテージ食器。一目見てフランス製とわかる繊細で優雅な模様に見入ってしまいます。
こちらは少し珍しいロシアの食器。素朴な模様と色合いがロシアらしいですね。
有田焼、やちむんなど和食器の出品も
洋食器ばかりではなく、和の器も出品されています。南部鉄器のアンティークを扱うお店や
有田、もしくは波佐見あたりで作られたであろう陶磁器のヴィンテージもあります。どれも渋かわいい、和食を引き立ててくれそうな素敵なデザイン。
お買い得なお値段なので、普段使いの器として重宝しそうです。
今人気急上昇中の沖縄の陶器、やちむんを専門に扱っているお店もありました。親しみやすい素朴で温かみのあるデザインですよね。まさか東京蚤の市で出会えるとは…。
新品の作家、窯元の器を取り扱うお店もあります
蚤の市なので、アンティークばかりかと思いきや、新品の器を販売するお店もありました。
こちらは土の質感を感じる素朴な瀬戸の作家さんの作品。和の食卓をほっこり演出してくれそう。
「スタジオエム」という、瀬戸の「マルミツ陶器」という窯元が製作するブランドも出品していました。1000〜2000円という価格帯でおしゃれ〜な器を販売していました。
今はやりの西海岸風のインテリアにマッチしそうなラインナップです。第2のよしざわ窯的な人気になる予感。
こんなヨーロッパのアンティーク風の食器も販売されていました。こちらもお買い得な価格帯だったせいか大人気で長蛇の列!
昔懐かしのホーロー製品、ユニークな食器たちも
おしゃれ〜なブランド食器も多いですがこれぞ蚤の市!というような古き良きNIPPON的食器やキッチンツールにも出会えます。
「これおばあちゃん家にあった!」とノスタルジックな気分になってしまうようなホーロー鍋たちや、
昭和の匂いがする「サッポロビール」のガラスコップなんかも見つけてほっこり気分になります。蚤の市の醍醐味ですね。
食器以外にも乙女心動かす素敵なお店がいっぱい!
食器お目当てでの参加だったものの、他の雑貨も可愛すぎる…!アンティークのブローチ屋さんや
海外で買い付けたアンティークのアクセサリーパーツ屋さん、
昔懐かしの文房具屋さん、
ドライフラワーとアンティークの花瓶を扱う花屋さんまでありました。
いかがでしたか?
一度にこんなにたくさんのジャンルの食器が集まるイベントってなかなかない!ていうくらい多彩な食器が集まる東京蚤の市。
食器好きの方も、そうでない方もきっと楽しめるイベントなので、ぜひ足を運んでみてください。
以上、「おしゃれな食器がいっぱい!食器好きが行く東京蚤の市レポ」でした。
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