益子陶器市 2017年 秋 に行ってきました!人気作家さん、会場の様子や戦利品をレポート
2018/05/08
益子陶器市2017年秋の初日に行ってきました!
これまでなんども益子陶器市に参加してきましたが、秋は初めて。
さらに今回は100回目の開催とのことで、いろいろ企画があるようです。
この記事では会場ごとの様子や人気作家さんの品揃えや混雑具合をレポートします!
益子陶器市とは
毎年、11月に開催される秋の益子陶器市。益子だけでなく全国から陶芸、ハンドクラフトの作家が集まり、作品を販売します。
益子の町中に会場があり、500ものテントが立ち並びます。
今回は100回記念ということで、各会場で100回記念の企画やイベントが開催されており、まずます賑わいをみせていました!
益子陶器市の概要についてはこちら
秋葉原から関東やきものライナーで出発!
毎回おなじみ、関東やきものライナーで東京を出発。
寝坊して出発の30分前に到着しましたが、春の初日よりも並んでいる人が少ないよう。
バスは3台用意されていたのすが、3台目に余裕をもって乗れたうえ、3台目は半分空席で広々楽チン。
春は3日目の平日でも3台に乗り切れないくらい人が並んでいたので不安でしたが、秋は春よりも人出が少ないようです。
益子に到着!混みすぎず快適な混雑具合
11時頃益子に到着。陶芸メッセ前で下車して早速やきもの探しをスタート!
初日ですが平日ということもあってか、人出はそこまで多くなく、快適にやきものを見て回れる混雑具合。
人気作家さんの在庫も比較的豊富で見応えある感じでした!
広瀬佳子さんや豊田雅代さんの出店する路地裏テント
まずは人気の作家さんが多数出店する路地裏テントへ
路地裏テントは広瀬佳子さんや豊田雅代さん、齊藤隆さん、大塚温子など人気の作家さんが多数出店されています。
広瀬佳子さん 洋皿も長皿も豊富*
大人気の広瀬佳子さんのテント。
混雑時は入場制限がかかるというお話でしたが、私が訪れた時は入場制限なく、じっくり作品を見ることができました。
相変わらずフォルムが美しい洋皿。これにケーキ載せたらテンション上がるだろうなぁ!
洋皿、8角形皿、小物まで多岐にわたる品揃えでしたが、色は灰色と白がほとんど、人気の洋皿は小サイズしかないという状態。
8時から開店していたようなので、新色や大きなサイズの商品は売り切れてしまったのかもしれません。
豊田雅代さんも多種多様な品揃え!
お次はイッチン模様が素敵な豊田雅代さんのテントへ。
定番の飴色、瑠璃色のイッチン皿はサイズも模様も豊富。細やかに描かれる模様に惚れ惚れします。
2016年の春の陶器市ではレジ待ちの行列に30分並ぶほどの混雑振りですが、平日ということもあってこちらも快適に見て回れました。
東峯未央さんのしろくまと象嵌に癒される
丁寧な絵付けや象嵌の作品を作られる東峯未央さんのテントへ。
東峯未央さんは村田亜希さんと一緒に「素子さん」というテント名で出店されています。
人気のしろくまシリーズは相変わらず可愛い。お子様ランチプレートに使ったら子供が喜びそう!
象嵌の作品も多数出品されていました。
大らかであたたかいテイストの絵柄が丁寧に掘られている作品たちは見ていてほっこり和やかな気持ちになりますね。
かまぐれの丘では100回記念の企画がもりだくさん
人気作家さんの器を楽しんだところでかまぐれの丘にやってきました。
100回記念企画で出店者の方が作られた顔はめがありました。
これはゆるキャラグランプリに優勝したキャラクターらしいです。花屋さんも出店していたので植物も飾られてかなり賑やかな感じ。
かまぐれの丘を登った先の広場には100回記念セレモニーの会場があり、セレモニーや記念品の配布をしていました。
100回記念ということで、「100」のフォトプロップスを配布していて子供たちが喜んでました。
全国の作家さんが集まる陶芸メッセへ
益子陶器市は益子の作家さんだけでなく、全国から作家さんが出店しているのが嬉しいところ。
お次は陶芸メッセ内の遺跡広場に移動し、全国の作家さんの作品を見て回ることにしました。
全国から集っているだけあって、ここに出店されている作家さんは作風が完成され、洗練された方が多い印象です。
岡山県の灯々舎さん
大人気の灯々舎さんのブローチ。
繊細なタッチで、こんなに細かくどうやって作っているのか本当に感心してしまいます。
富山県の川西知沙さん
川西知沙さんの磁器の器たち。
滑らかな質感の磁器に幻想的なタッチの絵柄が絶妙にマッチして本当に素敵!
愛知県の松村英治さん
深い緑色の織部軸が特徴的な松村英治さんの作品。
シンプルで使い勝手が良さそうなのに存在感がある器で食卓栄えしそう。
愛知県の田鶴濱守人さん
愛知県常滑市で作陶される田鶴濱守人さん。
常滑焼らしい渋く重厚な器たち。
料理が映えるシンプルな作風で日常使いに大活躍しそうです。
遺跡広場横の美術館前には佐々木康弘さんが出店
遺跡広場横の美術館前にもたくさんの作家さんが出店しています。
釉薬使いが美しい佐々木康弘さんもこちらに出店されています。
初日だったおかげか作品数が多く、様々な模様の作品を見ることができました。
釉薬が重なって混ざり合っていてまるで地層みたい。美しい。。!
男前な作風のためか男性ファンが多いらしく、男性が複数購入されていました。
雰囲気◎のくみあい広場とKENMOKUテント村へ
次にやってきたのはくみあい広場とKENMOKUテント村。
ここは雰囲気が良くて一番好きな会場です。
ブースに植物を飾ってスタイリングしている作家さんが多く、器の魅力が引き立ってさらに素敵に見えます。
寺村光輔さんのブースにも素敵なお花が
くみあい広場に毎年出店されている寺村光輔さん。
寺村さんのブースもお花のスタイリングでとっても華やかです。
鮮やかな釉薬の作品、渋い釉薬の作品が共存し、色鮮やか。
アメリカンな雰囲気と和の雰囲気が折り混ざった独自の作風にファンが多い作家さんです。
阿部慎太朗さんは作品拝めず…
大人気の阿部さんも組合広場に出店されていましたが、私が来た時点でブースはからっぽ!
阿部さんやスタッフはいらっしゃったのでお話したい方は行く価値ありだと思います。
窯元の激安商品いっぱい!共販テント村
次にやってきたのが共販テント村。
ここは益子の窯元や陶商が多数出店しており、今までのブースとはまた違う雰囲気。
激安の商品が多数出品されていて、掘り出し物探しが楽しいです。
渋い器が多く、他の会場に比べてご年配の方が多い印象。
共販センターの裏手には地元で取れた植物を販売されている方がいらっしゃいました。
ドライフラワーから食用のハーブ、ラベンダーまで幅広く扱ってました。
ドライフラワーはかわいいのにお値段もお手頃でお得感高かったです。
よしざわ窯の特設会場は激混み
大人気のよしざわ窯は、今年から販売場所がくみあい広場からつかもと広場の特設会場に変更になりました。
初日、2日目の午前中は応募抽選制となり、陶器市前にはがきで応募した方のみに整理券が配られる方式となりました。
私は応募していないので中には入れなかったので外見だけ。
温室のような広い会場で、去年までよりも多くの作品を展示できそうです。
午後からは先着順での販売となるため、入場待ちのお客さんでブース前は長蛇の列ができていました。
ざっと見、100人以上はいらっしゃいます。さすがの人気ですね。。!
陶器以外の作品もいっぱいのじゃりん小路
そろそろ帰りのバスの時間が近づいてきたので、益子駅に移動することに。
通りすがりに入り込んだじゃりんこ小路。陶器以外の出店が多かったです。
陶器と苔玉がセットで売られていたり、
クールな真鍮のアクセサリーの作家さんの出店、
アンティーク屋さんなんかもありました。ノスタルジックな幼稚園のいすが売られていました。
たくさん器を見て回って器疲れしてきた身(笑)でもとても楽しめました!
戦利品はこちら
今回の戦利品はこちら!
素敵な器がありすぎて迷いに迷いましたが、食器棚と相談して2つに絞りました。
恵山の小林耶麻人さんの中鉢。
シンプルだけど洗練されたシュッとしたフォルムと灰軸の色合いに一目惚れしました。
共販センター裏手で売られていた激安の朝摘みラベンダーも購入。
ラベンダーの切り花は日持ちしないので、葉を取って束ねてドライにすることにしました。
葉っぱもいい香りなので、ポプリに。
秋の益子陶器市に参加するうえでの注意点
秋も春も出店作家さんはほぼ変わらない
益子陶器市は毎年春と秋の2回開催されていますが、器疲れしてきた身(笑)でもとても楽しめました!春と秋も出店作家さんはほぼ一緒です。
かつ出店場所も毎年春秋同じなので、春に参加していた分秋の時も同じようにスムーズに見て回れました。
帰りの関東やきものライナーの乗り場は2つ
東京まで関東やきものライナーで帰る場合、乗り場は益子駅と陶芸メッセ前があります。
益子駅発なのですが、陶芸メッセ前で乗車するお客さんがいることを踏まえ、全員の霧らない状態で益子駅を出発します。
なので、せっかく益子駅に戻ってバスを待っても何台も乗れず待つ状態になることも。
私も30分前に益子駅についてバスを待ったのですが、乗れたのは3台目でした。
逆に陶芸メッセ前の停留所でも早く並べば確実に乗れるので、早い段階で並べるのならば陶芸メッセ前の停留所を使ったほうが楽かもしれません。
バスの乗車時間ギリギリまでお買い物をしていたなら、益子駅に急いで戻って乗車したほうが安心かもしれません。
最新の2018年秋のレポートです
益子陶器市参加のおすすめ作家さんをまとめました
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