【2017年春】益子陶器市で見つけたおすすめの作家さん9人
陶器市の醍醐味と言えば、新しい作家さん、うつわとの出会い。
益子陶器市は益子だけでなく全国の作家さんが集まるので、全国の作家さんの作品に触れられるのも嬉しいところ。
この記事では2017年春の益子陶器市で出会った、私イチオシの素敵な作家さんをご紹介したいと思います!
冨本 大輔 さん
まず一人目は愛知県の常滑で作陶されている富岡大輔さん。
『こますじ』と呼ばれる、ロクロを回しながら描く染付を施したうつわをメインに制作されています。
伝統的な技法と文様ですが、履き倒したジーンズ生地のようなインディゴブルーの呉須と絶妙な焦げ具合がとってもおしゃれ。
こちらはお茶碗。控えめな呉須の藍色と白が涼しげな印象。
どんなうつわにもマッチしそうです。
とっても気に入ったので私も一つお持ち帰りさせてもらいました!
新井 尋詞 さん
鉄点が浮き出た粉ひきのうつわがとても素敵な新井尋詞さん。
愛知県の常滑で作陶されています。
粉ひきのうつわはかわいらしい雰囲気のものが多いですが、新井さんのものは温かみがありながらも上品で絶妙なフォルムをしています。
スタイリッシュにもほっこり系にもスタイリングできる万能さがあってとっても使いやすそう。
このプレートは色もかたちも最高に私好み。
このようなかわいらしい模様がついたマグカップも作陶されています。
ご本人もとても親切で親しみやすい方で、とても楽しくお買い物できました。
こいずみ みゆき さん
埼玉県越谷市で作陶されているこいずみみゆきさん。
シャープでスッキリとしたかたちと、マットな色あいに惹きつけられます。
黄瀬戸釉のやわらかくてあたたかい雰囲気のうつわが特に素敵でした。
関 太一郎 さん
群馬県高崎市で作陶される関太一郎さんの作品。
土のザラっとした触感とマットなミルキーブルーが唯一無二の存在感。
湖のような釉薬の溜まりが美しく、見ていて飽きません。
田尾 明子 さん
益子で作陶されていらっしゃる田尾明子さんのうつわ。
これぞ益子焼、という渋い土のぬくもりを感じる作品を多く作られています。
色あいはかなり渋目ですが、フォルムが洗練されているので古臭くなく現代の食卓にもすんなり馴染んでくれます。
和食を盛り付けたらすごく様になりそうです。
かとう ようこ さん
埼玉県川口市で活動されているかとうようこさん。
かわいらしい絵柄は和紙染めという和紙を使った技法で描かれています。
少しかすれた風味が北欧風のモチーフとマッチしていてとてもキュートです。
絵柄のパターンが多岐にわたるうえ、どれも個性的で可愛らしいものばかり。
そのままテキスタイルにしたいくらい素敵。
染付のうつわ以外にも、モチーフ型のブローチもありました。
金属のように見える金色の釉が絵柄とマッチしています。
村上 祐仁 さん
静岡県で作陶されている村上祐仁さん。
シャープでかっこよいかたちと個性的な色あいも素敵なのですが、とにかくうつわが薄くて軽い!
しかもさわりごこちもすべすべしていていつまでも触っていたいほど触り心地が良いです。
ご本人曰く、「もっと薄くできるけど、お客さんに怖いと言われるから厚くしている」とのこと。すごい技術力です。
渋さとポップさとシャープさが絶妙にマッチしていて個性あふれるけれども、不思議とヘビロテしてしまいそうなうつわだと思います。
田町陶器 さん
益子のお隣、真岡の作家さんである田町陶器さん。
グレーのマットな質感の作品と茶や黒の釉薬で縁取りをした作品をメインに作陶されているよう。
グレーのうつわも、縁取りのうつわもなかなか他にはない質感と色合いで、とても印象に残りました。
個性は強いですが食卓で主張しすぎないので、洋風でも和風でも使えこなせそうなのもポイント高しです。
栗原 志歩 さん
最後は焼き物ではなくガラス作家さんです。
東京世田谷で活動されている栗原さん。
中に細かい気泡が入っていて、まるで水が時を止められてかたちどられたよう。
気泡の入り方はひとつとして同じものがなく、ひとつひとつ見入ってしまいます。
うつわだけでなくアクセサリーも作成されています。
宝石の原石のような、ロックアイスのようなかたちのピアスが素敵。
お店に吊るされていたガラスに光が入ってキラキラ綺麗でした。
いかがでしたか?
今年も素敵な作家さんとの出会いがあり、大満足の陶器市でした。
皆さんもぜひ陶器市でお気に入りの作家さんをみつけてみてください。
以上、「【2017年春】益子陶器市で見つけたおすすめの作家さん9人」でした
2017年の益子陶器市参加レポです。
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