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九谷茶碗まつり2018に行ってきました。九谷青窯や青郊など会場の様子をレポート*

      2018/05/08

九谷茶碗まつりに行ってきました!
九谷青窯や青郊窯など、素敵な九谷焼がたくさん集まる素敵なイベントの詳細をレポートします。

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九谷茶碗まつりとは?

九谷焼の窯元があつまる石川県能美市で、毎年GWに開催される陶器市です。
九谷焼の窯元、陶商、作家のブースが50ほど出店し、九谷焼をお買い得な価格で直売。
期間中は20万人ほどの観光客が訪れる、九谷焼の最大規模のイベントです。

開催日時

毎年5月3日〜5月5日

開催場所

・九谷陶芸村特設会場
石川県 能美市 泉台町南22番地

JR小松駅からバスで約15分
JR能美根上駅から車で約18分
※JR能美根上駅からまつり期間中は直通バスが運行しています。

 

渋滞・混雑具合

初日午前中でも渋滞なくスムーズに会場到着

午前10時ごろ会場に着くスケジュールで小松駅からタクシーで会場に向かったのですが、途中一度も渋滞にはまることなく、すんなり到着できました。
駐車場も臨時の駐車場を増設していたおかげか、駐車場待ちの車もなく、すぐ利用できるようでした。
JR能美根上駅から出るバスは、始発はかなり混雑していたようですが、それ以降の回は比較的空いていて、待っていたのに乗れない!ということはなかったようです。

会場内も比較的空いてて見やすい

初日の午前中だし、会場内はさぞ混雑しているだろう…と覚悟をしていましたが、賑わいはあるものの、意外に空いていて快適にお買い物ができる状況でした。
お昼を過ぎても混雑具合は変わらなかったので、小さいお子さんがいても比較的安心して連れ歩けるかとおもいます。

 

大人気の九谷青窯ブース

入場制限で長蛇の列!

比較的空いている会場の中、物凄い賑わいを見せていたのが九谷青窯のブース。
(九谷青窯は九谷作田という名前で出店しています)

インスタなどでもよく使っている人を見かける全国的な人気窯元さんです。
毎年あまりに混みすぎるせいか、九谷青窯のブースだけ入口が通りに面しておらず、裏側にありました。

例年はブース内に人が入り過ぎてわちゃわちゃになっていましたが、
今年は入場制限があり、入場待ちの長蛇の列が…。

午前中に並んだ際は二時間は待つペースだったので、心が折れて午後13時ごろに再度並び直したところ、一時間弱で無事入場できました。
どうやら行列のピークは午前中(開店直後)で、午後以降は徐々に列が短くなっていったよう。

人気商品方珍しい品々まで。いろんな作品に出会えました。

14時ごろにブースに入場しましたが、まだまだ品揃え豊富!
徳永遊心さんなどの人気シリーズも一部ですがまだ残っていました。

あまり見たことがない可愛い文様や形のうつわもたくさん出品されていて、「こんなかわいい柄もあったんだ!」と楽しめます。

出品商品はB級品ばかりということで、一部傷や汚れがありました。(傷物は写真のようにシールが貼られています)
ものによって状態がかなり違い、全く気にならないものからこれはちょっと…と感じてしまうものまでピンキリだったので要注意です。

 

青郊窯はB級品がとてもお得

九谷青窯の次に賑わっていた青郊窯のブース。
鮮やかな色絵磁気のシリーズにファンが多い窯元さんです。

こちらはB級品からA級品まで幅広いアイテムを扱っていましたが、B級品でも状態がよいものが多く、B級品を買った方がお得だと感じました。

写真は醤油さし。いろんなアイテムがあって驚かされます。

 

上出長右衛門窯はKUTANI SEALのみの扱い

伝統的な文様からポップな新感覚の文様まで幅広い九谷焼きを作りつづける上出長右衛門窯。
今年はまつりの会場ではポップな作風が人気な「KUTANI SEAL」のみの取り扱い。

他の作品は、会場近くにある上出長右衛門窯の工房で販売しているとのことでした。

だいたいどの商品も30〜50%OFFくらいの値段になっていました。

 

個性豊かな作家さんの出店も見逃せない!

九谷焼技術研修所OBの方々の作品

九谷焼技術研修所のOBの方々のブースがありました。
同じ技術研修所で学んでいても、人によって全然作風が違って見ていて面白いです。

こちらはラフだけれども上品さもある絵付けが素敵。

九谷焼の鮮やかな色絵を貸したポップな作風の作家さん。スペインやイタリアの焼き物っぽい雰囲気もありますね。

こちらも素朴なタッチの絵付けが可愛らしい作品。
食卓によく馴染んでくれそうで、日常使いしやすそうですね。

 

その他の窯元や陶商ブースにも可愛らしいものがいっぱい

激安商品にも掘り出し物が!

セット販売している激安品でも可愛い物が多いのが九谷焼の素敵な所。
写真は醤油皿。どの皿も可愛くて、選ぶのが迷っちゃいますね。

こちらは古九谷という伝統的な文様を再現したシリーズ。

渋かっこいいですね〜。

 

ポップでシュールなテイストが九谷焼で流行中?

陶器市を回っていて面白いと思ったのが、なぜかシュールな絵付けがのうつわが多いということ。
猫のお姫様なのでしょうか…なんとも言えない表情です…笑

こちらは干支シリーズの豆皿。
土佐犬くんと羊くんが可愛すぎますね。

インスタ映え…。笑
ぜひだれか買ってインスタにアップして欲しいです。

シュールすぎてもはや何なのかすらもわからない。笑

 

お祭りらしく屋台いっぱい

お祭りと銘打っていることもあって、会場には屋台がいっぱい出店してました。
九谷焼のブースよりももしかしたら多いかもしれない。笑

会場近くは住宅地&畑でほぼ飲食店はありませんが、屋台が充実していたので腹ごしらえの心配は無用でした。

 

九谷茶碗まつりの戦利品はこちら

たくさん見て回り、家に持ち帰ったのがこちら!
九谷青窯の25cmくらいの絵付け平皿です。

和でも洋でも活躍しそうな絵柄がお気に入り。1枚1000円でした。

 

参加する方へのアドバイス

九谷青窯で人気シリーズが欲しいならば、初日8時半前到着はマスト

私が14時ごろに九谷青窯に入場したときには、人気のシリーズは一応残ってはいるものの、数やアイテムに限りがありました。

10時ごろに訪れた際にはすでにかなりの数の人が並んでいて、2時間は待ちそうな勢いだったことを考えると、やはり8時半の開店前から並び始めないと、お目当の商品はゲットできないと思いました。

午前の中途半端な時間に来るよりも、開店1時間前くらいに来た方が行列に並ぶ時間が短く、かつお目当の商品を手に入れられるのではと思いました。

お目当てのものがなければ、初日午後イチ到着くらいでも充分楽しめる

一方で、九谷青窯以外のブースは特に並ばず入れる上、初日に商品が売り切れるということもなさそうなので、ゆっくり午後以降の時間に来ても十分かわいい商品をゲットできると思いました。

九谷青窯のブースも、午後の方が午前よりも並ばなかったので、さくっと陶器市を楽しみたいならば午後に来ることをお勧めします。

値引き交渉にチャレンジしてみよう

これは行きに乗ったタクシーの運転手さんからのアドバイスなのですが、定価はあってないような物なので、じゃんじゃん値引き交渉して見て欲しいとのことでした。

初日の午前中はまだ厳しいかもしれませんが、在庫がたくさんありそうな商品ならまず値引きできるそう。

 

いかがでしたか?

カラフルでポップなうつわから渋かっこいい物まで、種類豊富でとても見ていて楽しいイベントでした。
行けばきっと気にいる器が見つかると思うので、ぜひ皆さんも遊びに行ってみてください。

以上、「九谷茶碗まつり2018に行ってきました。九谷青窯や青郊など会場の様子をレポート*」でした。

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