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常滑焼まつり2017参加レポート*おすすめの若手作家さんや各会場の様子

      2017/10/22


中世から続く歴史あるやきものの産地、常滑市で開催される「常滑焼まつり」に行ってきました!
会場で見つけたおすすめの若手作家さんや各会場の様子をご紹介します。

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常滑焼まつりとは?

常滑焼がお得に買える年一度のイベント

常滑焼まつりは日本六古窯のひとつである常滑で開催されるやきものの祭典です。
常滑で作陶する作家さんや窯元が一堂に会し、作品を展示販売します。
年に一度のビックイベントなので、どのお店も割引価格で販売してくれます
また、おまつり限定で少し難がある作品をB級品として破格で販売しているところもあるので、普段は手が届かない作家さんの作品を購入できるかもしれません。

開催時期が2017年より秋に変更

2016年までは夏に開催していましたが、2017年以降は10月に開催と変更になりました。
2017年は10月14日(土)〜10月15日(日)開催です。

常滑市内の三つの場所で開催

おまつりは常滑市各地で開催されており、
・ボートレースとこなめ(メイン会場)
・セラモール
・イオンモール常滑
で開催されています。

それぞれの会場で出展者に違いがあるので、どんなお店を見て回りたいか考えてから参加するのをおすすめします。

 

ボートレースとこなめは作家さんの出店多し!

西門の若手作家テントはおしゃれな作品いっぱい


ポートレースとこなめ会場は窯元や問屋の出店のほかに作家さんの出店が多いです。
特におすすめなのが西門の若手作家さんのエリア。
手作りな分値段がはりますが、おしゃれで個性的な器ばかりで見てるだけで楽しめます。

人気の若手作家さんも出展しており、行列ができるお店もあるほどの賑わいぶり。
在庫が少ないものが多いので、作家さんによっては午前中でほぼ完売する場合も…朝イチで行くことをおすすめします。

館内はベテラン作家さんの渋い常滑焼が拝めます


ボートレースの館内にも作家さんが出展されとさていますが、ベテランの方々が多い印象。
常滑焼らしい焼締の急須作家さんの出展がありました。洗練されたボディに目を奪われます。

個性的なやきものがいっぱいで見てて飽きません


常滑焼まつりでは他の陶器市では目にすることがなかった作品が多いです。
こちらはやきいもを作る甕。
サツマイモをつるせば、ほくほくやきいもができあがり。


ユニークな動物の花瓶。
常滑焼は他の産地よりも動物モチーフのアイテムを作られている方がたくさんいるように思います。


大量の急須がワゴン売りされています。
今まで生きていてこんなにたくさんの急須を一度に見たことがあるでしょうか…笑

セラモール会場は常滑焼のショップの商品がお買い得に


セラモールはやきものの専門店街。敷地内にやきものをあつかう約14店舗があります。


おまつりということで、各店舗で普段の10〜30パーセン引きで販売していました。


作家さんのものは少なく、窯元が大量生産した器をあつかっているお店が多いです。
そのぶん、お安い価格で販売されているのでお店用に大量に購入しているお客さんが多かったです。

 

常滑焼まつりに出展していた素敵な作家さん達

原田晴子さん


かわいらしい絵付けの器が特徴的な原田さんも出展されていました。


九時の祭り開始を待たずにお客さんが殺到しており、すぐに会計待ちの長蛇の列ができてました。
10時過ぎにはほぼ売り切れてしまっていて、人気の高さが伺えます。

伊藤聡信さん


カラフルでいて、可憐なのだけど品がある独特な色絵の作品を作られている伊藤聡信さん。
こちらも大人気で、整理券が配布され整理券の番号順に器を選ぶシステムが導入されていました。
様々な絵柄の作品が出品されていて、見ているだけでも楽しめる品揃えでした。


お買い得のB級品も様々な種類のものが出品されていました。

掛江祐造さん


薪窯で焼成された渋い器をたくさん出品されてました。


色、形の違う器がたくさんで、一つ一つ見ていくのが大変でうれしい悲鳴といった感じ。
焼成の加減により一つ一つの表情が大きく違うので、皆宝物探しのように気にいる作品を探していました。

八木信樹さん


初めて作品を拝見しましたが、刷毛目や粉挽きなど伝統的な技法を用いたシンプルで洗練された作品に目を奪われました。


特に常滑の作家さんらしく、急須や湯のみを数多く出品されていました。
どれも美しいフォルムと色合いです。
 

常滑焼まつりを満喫するためのポイント

無料シャトルバスを使いこなそう

常滑焼まつりの各会場同士はそこそこ距離が離れています。
ボートレースとこなめからセラモールまでは車でも30分ほどかかるので、各会場を結ぶ無料シャトルバスの利用をオススメします。
常滑駅〜ボートレース〜常滑イオン〜セラモール間を30分に一回運行しています。
乗車場所などの詳細はおまつりのパンフレットをご覧ください。

やきもの散歩道にもよってみよう

やきもの散歩道ではおまつりは開催していませんが、古民家を改装した器屋さんやカフェが並ぶとても素敵なスポットです。やきもの好きならよって損なし!
おまつりのついでに寄ってみてはいかがでしょうか。


 

いかがでしたか?

常滑焼の陶器市ははじめての参加でしたが、渋い常滑焼らしい作品だけでなく、個性的なカラフルな作品が多かったのが意外でした。
特に他の産地より個性的な置物の作品が多くて、見ていてとても楽しかったです。

以上、「常滑焼まつり2017参加レポート*おすすめの若手作家さんや各会場の様子」でした!

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